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  1. 世田谷区議会 2022-11-14
    令和 4年 11月 スポーツ・交流推進等特別委員会-11月14日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 4年 11月 スポーツ交流推進等特別委員会-11月14日-01号令和 4年 11月 スポーツ交流推進等特別委員会 世田谷議会スポーツ交流推進等特別委員会会議録第九号 令和四年十一月十四日(月曜日)  場  所 大会議室  出席委員(十一名)    委員長         阿久津 皇    副委員長        田中優子                上島よしもり                菅沼つとむ                いたいひとし                岡本のぶ子                いそだ久美子                田中みち子                あべ力也                そのべせいや                神尾りさ  事務局職員    議事担当係長      菊島 進    調査係主事       林 遼太郎  出席説明員
      生活文化政策部    部長          片桐 誠    区民健康村・ふるさと・交流推進課長                北村正文   スポーツ推進部    部長          大澤正文    スポーツ推進課長    荒  学    スポーツ施設課長    野元憲治 ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 本日の会議に付した事件  1.報告事項   (1) 「ユニバーサルスポーツイベントin SETAGAYA」の実施について   (2) (仮称)和田堀給水所上部利用施設基本構想(案)について   (3) 上用賀公園拡張用地の暫定整備について   (4) テンプル大学ジャパンキャンパスとの包括的な連携・協力に関する覚書締結について   (5) 「令和四年度 自治体間連携フォーラム」の開催について   (6) その他  2.協議事項   (1) 次回委員会の開催について   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇     午後一時開議 ○阿久津皇 委員長 ただいまからスポーツ交流推進等特別委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━阿久津皇 委員長 本日は、報告事項聴取等を行います。  委員会の運営に関しては、引き続き新型コロナウイルス対策を講じてまいります。理事者の報告は簡潔明瞭に、委員の質疑は要点を絞るなど、会議時間の短縮に御協力をお願いいたします。  なお、発言の際はお手元のワイヤレスマイクを御使用ください。  それでは、1報告事項の聴取に入ります。  まず、(1)「ユニバーサルスポーツイベントin SETAGAYA」の実施について、理事者説明を願います。 ◎荒 スポーツ推進課長 それでは、「ユニバーサルスポーツイベントin SETAGAYA」の実施について、資料に沿って説明いたします。  1の主旨についてですが、本事業につきましては、運動基本となる動きづくりの指導やパラスポーツ体験リレーを通じたアスリート参加者同士の交流など、運動が得意、不得意、障害のあるなしにかかわらず、多くの方が気軽に一緒にスポーツを楽しめる機会の場として実施するものです。  2の開催日時、3の会場、4の参加者は記載のとおりです。  5の事業概要についてですが、本事業日本体育大学陸上競技部のパラアスリートブロックの選手、区内を拠点に活動している陸上チーム、ツーラップストラッククラブの選手、コーチの皆様に御参加いただく予定です。  内容ですが、陸上競技クリニックパラスポーツ体験リレーの三つのプログラムを予定しております。陸上競技クリニックでは、アスリートによる実演を交えながら、運動基本となる走る、跳ぶ、投げるの動作の指導をいたします。また、競技用歩行用の義足を用意し、パラアスリートに歩き方、走り方の指導、車椅子レーサーの試乗も行います。パラスポーツ体験では、ボッチャフライングディスク、ペガーボールの三種目を用意し、パラスポーツを通じて参加者同士アスリートとの交流を行います。最後にグループ分けを行い、全員でリレーを行い、走った後はチームごと記念撮影や選手のサイン会を行います。  6の経費ですが、アスリート謝礼チラシ作成、義足のレンタル、イベント保険等で約九十万円を予定しております。  7の今後の予定につきましては、記載のとおりです。  説明は以上となります。 ○阿久津皇 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆上島よしもり 委員 これは今までやっていましたか。それで、対象百名というのは、やはりコロナの関係でなのか、せっかくイベントをやる対象の人数としては少ない気がするんですが、その辺の御説明をもう少しお願いします。 ◎荒 スポーツ推進課長 これにつきましては、以前から実施している事業となっております。残念ながら、昨年と一昨年はコロナで中止となりましたが、これまでパラスポーツ体験会という名称で平成三十一年度より実施しております。ただ、例年、申込者があまり多くなくて、障害のある方の参加が多くというか、そういう傾向もありましたので、障害のある方も、ない方もかかわらず、多くの方に参加してもらうよう、プログラムなどを検討し、名称もユニバーサルスポーツイベントという名前にして、今回、実施する形になっています。参加者につきましては、例えば令和元年度だと十六名、二年度だと二十八名、三年度、十九名ということで、そのあたりも含めて、今回、百名ということで、できるだけ参加された方にはたくさんのスポーツをする時間、機会を与えられるような形で考えております。 ◆上島よしもり 委員 分かりました。  それで、実施時期というのは大体このあたりなんですか。ちょうどこの日というのは、たしか一月八日は新年のつどいが世田谷公園で行われるときなんですけれども、例えば参加人数が少ないということであれば、ほかのイベントとうまく合わせてとか、そういうことも本来であれば考えてもいいのかなと思うんですが、その辺の検討とかについてはいかがでしょうか。 ◎荒 スポーツ推進課長 昨年はコロナで中止にはなったんですけれども、二月十二日を予定しておりました。場所は希望丘地域体育館だったんですけれども、今回、できるだけ広いというところで、総合運動場陸上競技場にしたと。日程等につきましては、もう少し早めに検討して、今、委員のおっしゃられたとおり、できるだけほかの事業と合わないような形で今後考えていきたいと思います。 ◆上島よしもり 委員 どちらかというと、先ほど十六名だったりとか、そういう人数を伺うと、やはりユニバーサルスポーツというものに対して、まだ関心というか認知が高くないことの表れかもしれないと。そうすると、いわば他の所管でやっているような事業とうまく合わせて、会場とかの問題もあると思いますけれども、何か工夫をしていただいて、趣旨は非常にいいと思いますので、また世田谷区のこれからのスポーツ振興の一つの核になるというふうにも考えていらっしゃると思いますから、その辺の工夫を今後よろしくお願いいたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━阿久津皇 委員長 それでは次に、(2)(仮称)和田堀給水所上部利用施設基本構想(案)について、理事者説明を願います。 ◎野元 スポーツ施設課長 それでは、(仮称)和田堀給水所上部利用施設基本構想(案)について御報告いたします。  本件は、区民生活常任委員会との併せ報告となります。  1の主旨でございます。東京水道局和田堀給水所につきましては、老朽化した施設耐震化能力増強を図るため、施設運用を継続しながら、施設更新工事が進められている状況でございます。当該地は、かねてより給水所の更新に係る地域の要望があり、区は東京水道局協議要望を行い、区民に親しまれる場所となるように求めてきたところでございます。このたび和田堀給水所上部利用施設として、屋外スポーツ広場等を区が整備するに当たり、整備内容についての基本的な考え方を取りまとめましたので、御報告させていただくものでございます。  2のこれまでの経緯、3の事業地概要につきましては、記載のとおりでございます。  基本構想の策定に当たり、九月に近隣向け説明会を開催いたしました。  二ページ目を御覧ください。案内図の一点斜線で囲んでいる部分和田堀給水所でございます。所在地は大原二丁目三十番、上部利用はそのうちの一部でございます。最寄り駅は京王線の代田橋駅になります。  4の区整備施設と機能の考え方につきまして、詳細につきましては、八ページ以降に別紙1の(仮称)和田堀給水所上部利用施設基本構想(案)に記載しておりますので、後ほど御確認ください。区施設整備に当たりましては、給水所という機能の重要性から、区施設利用者給水所内への立入りができないよう、整備時、運用時ともにセキュリティー対策を徹底することといたします。  上部利用施設といたしまして、屋外スポーツ広場多目的室機能を備えた集会室棟地上部広場の三つの施設を区が整備する計画でございます。  三ページ目を御覧ください。上の図が三つの施設配置イメージでございます。青い点線で囲んでいる部分が区の利用範囲でございます。緑色の屋外スポーツ広場が約五千五百平方メートル、集会室棟を含む地上部広場が約千五百平方メートル、そして、屋外スポーツ広場集会室棟をつなぐ連絡橋でございます。下の図は、それを立体的に表現したものでございます。  次に、四ページを御覧ください。5の地元説明会につきましては、基本構想の取りまとめに当たり、九月に近隣住民向け説明会を実施し、記載のとおり、御意見をいただいております。  次に、6の施設の内容でございます。  初めに、(1)の屋外スポーツ広場でございます。区分は多目的運動場及びその他スペースになります。対応種目考え方といたしまして、水道施設の屋上であることから、防球ネットの高さや荷重、構造に制限があることや、形状が約百メートル掛ける五十五メートルという長方形であること、また、現状、北沢地域サッカーが可能なスポーツ広場がないこと、羽根木公園テニスコート利用率抽せん倍率が高いこと、さらに、新種目への対応などを踏まえ、サッカーフットサルなどができる多目的運動場とその他スペーステニススケートボードの設置を検討することといたします。  5ページ目に移りまして、次に、(2)の集会室棟でございます。地上部の敷地約千五百平方メートルのうち、約三百平方メートルの部分計画敷地といたしまして、集会室棟の建築を行うものです。建物規模は三階建て、延べ床面積約四百平方メートルを想定しております。諸室は、多目的室を二室、可動間仕切りで一室としての利用も可能としております。用途といたしましては、ダンスやヨガ、ボッチャ等の体を動かすことができる機能や控室など、また地域コミュニティー施設としての活用でございます。その他、管理室更衣室防災倉庫など、共用部としてトイレ、授乳室、エレベーターなどでございます。敷地屋外部分には、記載のとおり、駐輪場、駐車場を設置する予定でございます。  六ページに移りまして、(3)の地上部広場につきましては、現在、和田堀給水所敷地南側に約千平方メートルの大原二―三十一遊び場がございますが、都市計画道路整備に伴い廃止予定のため、今回、その遊び場代替機能も兼ね、同等の千平方メートル程度を確保することといたします。  7の概算経費につきましては、工事費設計費等で約八・四億円見込んでおります。土地の賃借料は、今後の都との協議によりますとともに、概算経費想定額は、設計等による利用計画具体化や都との協議を経て精査してまいります。設計、工事におきましては都との調整が必要となることから、区が設計し、工事を発注する従来手法で行うものといたします。また、指定管理者制度等民間ノウハウの活用によりまして運営経費の節減を図ってまいります。  続きまして、8の利用形態利用時間の考え方につきまして、表にまとめてございます。水道施設上部利用する屋外スポーツ広場は、けやきネットによる登録団体や、個人利用場合にも、受付での記名式、または登録制といたします。また、利用時間につきましては日中のみとしております。集会室棟につきましては、使用目的設備等の今後の検討を踏まえ、決定してまいりますが、けやきネットによる団体利用等を想定し、利用時間は日中、夜間としております。地上部広場につきましては、既存の大原二―三十一遊び場と同様、原則、常時開放する想定でございます。  7ページに移りまして、次に、9の東京都との今後の協議内容についてでございます。  (1)の給水所用地使用料につきましては、東京都との整備や運営に関する調整内容を踏まえ、土地の賃貸借に関することについて協議を行ってまいります。  (2)のセキュリティ体制につきましては、水道局施設の都のセキュリティー体制等を踏まえた防犯カメラ設置等について調整を行ってまいります。  (3)のその他といたしましては、施設利用者の安全や利便性に配慮したアクセスのため、横断歩道設置等について協議を行ってまいります。  10の今後のスケジュールは記載のとおりでございます。  説明は以上でございます。 ○阿久津皇 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆あべ力也 委員 土地の賃貸借に関することについて、今後、東京都と協議を行うということですけれども、これは金額的にはどういうふうに考えて、金額設定東京都とやっていくんですか。民間と同じような算出方式をされるのか、それとも東京都と世田谷区との関係上、何か東京都で世田谷区に特別、賃料を安くしてくれるとか、取り計らいがあるとか、その辺は事前の情報としては、どういうふうな内容があるんでしょうか。 ◎大澤 スポーツ推進部長 まさに土地の賃借料につきましては、今後、具体的に東京都と詰めていくような形になって、その辺のお話がまだできていないような状況でございます。ただ、先ほど主旨のところでお話しをさせていただきましたけれども、ここの利用につきましては、地元住民からの要望等々もございまして、区から利用についての要求も出してきているところでありますし、また一方で、やはり恒久利用という部分も踏まえて、その辺、できる限り、区としても今後のコスト面とかを考えていくと、できれば低く抑えていただけるような要望も示しつつ、調整をしていきたいというふうに考えているところです。 ◆あべ力也 委員 分かりましたけれども、世田谷区としては、計画として、大体どれぐらいの予算規模でこれをやっていくのかということというのが、基本的な部分は考えているんだと思うんですが、その辺の数字はまだ言えないということですか。 ◎大澤 スポーツ推進部長 ここの部分工事区画でいきますと、工事区画部分で見積もっていきますと、年間九千万円程度を見込んでいるところです。そこが多分基準になってくるのかなというふうに考えているところです。 ◆岡本のぶ子 委員 一点伺いたいんですけれども、大原の広場代替地として活用されるということなんですが、この広場が使えなくなるタイミングと、こちらの新しくできるタイミングはずれがあるのかどうか伺います。 ◎野元 スポーツ施設課長 今、お話しがありました既存の大原二―三十一の広場につきましては、都市計画道路工事の進捗に伴いまして廃止されるというふうに聞いております。今回、和田堀給水所の中にできます広場につきましても、水道局の貯水池の工事の進捗に伴いまして、いつ入れるかというところを今調整しているところでございまして、実際にどちらが先にできて、どちらが後にできるというところは、現在、まだはっきりと示されていないところでございます。 ◆岡本のぶ子 委員 心配するのは、両方とも使えなくなってしまう時期が発生してしまうのかどうかということだけが気になるんですけれども、そういうこともあり得るということでしょうか。 ◎野元 スポーツ施設課長 今のところは、そういう可能性は低いというふうには伺っておりますが、まだはっきりとしたスケジュールは示されておりませんので、今後、その辺はよく注意して調整したいと思います。 ◆岡本のぶ子 委員 この地域の方々にとっては、この広場は大変重要な場所だと思いますし、なかなかそういう場所がない地域でもあるので、説明も丁寧にしていただきながら、なるべくなくなる時期がないように調整をしていただくことを要望しておきます。 ◆あべ力也 委員 もともと水道局の用地で、水道施設なんですけれども、ただ、前の施設としては、ここは買物したりなんかする、それで飲食ができたりするレストランがあって、私も買物で前に使ったような、桜の木があったりして、きれいだったという記憶があるんですけれども、今回、そこを世田谷区として、恐らく平地にして借りるということになるんだと思うんですけれども、確かに、ここは周りに何もないですよね。コンビニ、セブンイレブンが一つあって、中へ入ると何もないんだけれども、世田谷区の公園施設は売店を設けたりしているじゃないですか。ここもまあまあ広い敷地なので、施設整備に当たっては、利用者の便宜上、売店なんかがあったほうがいいのかなと思いますけれども、そういう基本的な考え方というのはどうなんですか。そういうものは考えているんですか。 ◎大澤 スポーツ推進部長 先ほど地元説明会の御意見のほうを紹介させていただきました。今、委員おっしゃったとおり、大原会館があって、大原会館なんかもお話しを聞くと、もともと都の水道局福利厚生施設だったようです。そこを地元の住民の方もある面で利用できたというようなお話しを伺っているところです。そこで、飲食とかもされてはいたといった部分もございます。多分、そういった経過もありまして、大原会館のような集会室棟が欲しいという御意見も説明会ではやはり頂戴しておりますので、そこの部分をどうしていくのかという部分です。ある面、代替的な部分として整えていくのか、その辺は庁内の中で、ほかの集会室棟との兼ね合い等々も含めて検討していきたいというふうに考えているところです。 ◆菅沼つとむ 委員 あそこは環七と甲州街道に挟まれて、ちょっと災害には危ないところなんですよね。それで、今度は東京都のほうがこういうふうな多目的広場をつくっていただけるということですから、やっぱり野球のキャッチボールだとかフットサルだとか、ボールを使うやつが多くなると思うので、その辺の対応というのは、やっぱり東京都にお願いしておいていただきたい。それから、地域人たちが、世田谷全体でも同じことなんですけれども、やっぱり利用率が高いものを考えていただきたい。それを東京都のほうにお願いしていただけるように要望しておきます。 ◆上島よしもり 委員 こちらの資料を見ますと、ちょっと見失っちゃったんですけれども、実際、屋外の施設ですけれども、どういうような施工でやるのかというのははっきり書かれていないんですが、例えばゴムであったりすると、劣化が激しかったり、滑りやすいとか、既にいろんな小学校とかでも課題が出ているところですけれども、この際ですから、人工芝が一番適しているのかなと。やっぱり自然の芝ですと、除草剤を使ったり、薬品を使わざるを得ないとかという問題があるとか、いろいろ考えると、総合的に考えると、そうだと思うんですが、現時点ではどのように考えていらっしゃるんですか。 ◎野元 スポーツ施設課長 今、お話しありましたとおり、水道施設上部ということでございまして、例えば除草剤が使用できない等、それから、車両が屋上の広場まで行くことができない、メンテナンス等も容易にするというような様々な条件がございまして、今、実際に施設利用につきましては、今後の設計の中で決めていくことになっていますが、現状では、人工芝というのが現実的ではないかというふうには考えてございます。今後、具体的な内容が固まってきますので、そのとき、設計の中でまた判断していきたいというふうに考えております。 ◆上島よしもり 委員 ぜひそこは検討をしっかりやっていただいて、かつ、ここは多分、日差しが非常に当たるところだと思うんです。ネットを張って、影をつくるようなネットもありますから、そういうネットであればいいのか分かりませんが、荷重の問題があるとか、いろいろ課題があるようですけれども、例えば屋根つき構造物は不可と書いてあるんですが、いわゆる日よけみたいなのは大丈夫なんですか。椅子みたいのを置いて、日よけみたいなものがあってもいいのかなと思うんですが、例えばテニスコートの脇によく置いてあるような、そういうものは考えていないんですか。 ◎野元 スポーツ施設課長 今お話しいただきましたが、今回、屋上に建築物というのが不可になっておりますので、そこに固定せずに、移動するような形の屋根つきのものというのは、一応想定してございます。 ◆上島よしもり 委員 あともう一つなんですけれども、たしか入り口が京王線側から入るという形ですよね。こちらは、僕はそんなにしょっちゅう行ったことはないんですけれども、どんな道路だったかなと思い出したときに、写真がたまたま出ていたんですが、要するに歩道がしっかりしていないんですよね。車の通りが多い割には。そうすると、あそこに人が入るときに、もしくは出るときに、非常に気をつけなければいけない可能性もあるというところの道路に関する配慮というのは、どういうふうに、これは東京都との話合いになると思いますが、どうでしょうか。 ◎野元 スポーツ施設課長 今、御指摘いただいたとおりで、ここは前面道路東京都の道路になっております。住民からも、そういう心配する声も上がっておりまして、今、東京都を通じて警察のほうとも、そういう安全に利用できるような横断歩道の設置というのを協議しているというところでございます。 ◆いたいひとし 委員 屋外スポーツ広場利用の仕方について聞きたいんですけれども、今、ここにサッカーフットサルテニススケートボードと本当に数多くのスポーツ名が書いてあるんですけれども、けやきネットということですが、これはけやきネットで全面を予約して、それであとは何をするかというイメージなのか。それとも、最初から、テニスだったら三面あって、そのうち一面だけ使って、残り二面はまた別の方に募集するような、曜日によって変えるのかとか、その辺のイメージ、私は決めないで、例えばそうやって使いたい方が決めるという新しい捉えもいいのではないかと思うんですけれども、その辺の基本設計というか、今後だと思うんですが、現状の考え方を教えてほしいんですが。 ◎野元 スポーツ施設課長 現在の考え方ですけれども、まず、先ほどお話ししましたとおり、施設の特性を生かしまして、形状であったり、それから屋上施設であったりというところで、フェンスの高さについても制限があるというようなところで、まず、サッカーフットサル利用できるようなグラウンドというのを考えております。こちらはけやきの開放というのを想定しておりまして、ただ、それだけですと、やっぱり地域の方も団体利用しかできないというところもございますので、団体利用、けやきとは別に、個人でも利用できるような形で、サッカーフットサルグラウンドとは別に、個人種目というんですか、その辺も考えている。今、御質問いただいたサッカー場につきましても、けやきに登録はするんですけれども、その中でも、一部、個人でも使えるような運営についても検討はしているところでして、まだ固まってはいないんです。完全に団体利用だけではなく、近隣の方も個人でも使えるような柔軟な対応というのも考えております。 ◆いそだ久美子 委員 二つ前に戻って、確認なんですけれども、先ほど施工の面で人工芝が割と有力だというお話だったんですけれども、今、校庭とかスポーツ施設で、今まで聞いていたところでは、いろんなメンテナンスの関係とかから、ゴムチップがいろいろあって一番よいというのは聞いていたんですが、天然芝が一番いいと私は思っていますが、天然芝は手入れをすれば五十年でももちますけれども、人工芝はじゅうたんのように巻き取って、何年かに一遍、捨てなきゃいけないですよね。物すごくごみが出るし、それをやらなきゃいけないけれども、そこまで含めて区でも検討されているということですか。 ◎大澤 スポーツ推進部長 制約条件のところで、先ほども課長のほうからも答弁させていただいていますけれども、まず、貯水池の上部という部分がございまして、除草剤の使用は禁止してくださいというようなお話を都の水道局のほうから言われております。ですから、除草剤をまず使えないといった部分が一番大きなところです。二点目としては、地上部、地上から十五メートルほどのところで、今現状、十五メートルまでの維持管理の部分でいきますと、維持管理用の車両の車路といいましょうか、そういった部分が敷地の形状からなかなか難しいんじゃないかというお話もいただいているような状況です。そういった部分でいくと、維持管理の部分であったり、使っているところを見ると、現状としては、人工芝が現実的になってくるのかなというふうには思っております。ただ、この間の議会での議論等々もございますので、今、メーカーのそういった部分の研究等々も進んでいるというお話も伺ってはいますので、そういった状況等々も踏まえながら、設計の中で、その辺はしっかりと判断をしていきたいというふうに考えているところです。 ◆いそだ久美子 委員 まだまだいろいろ検討事項はあるということで、私は天然芝は必ず除草剤を使わなきゃいけないのかどうかもちょっと分かりませんし、ただ、人工芝に関しては、そういう壮大なごみの部分とか討議されないで進んでいるような気もしますので、今後とも、そういう廃棄物も含めて、一番いい方法で、ここには当てはまったけれども、ほかの地域ではゴムチップのほうがよかったり、天然がよかったりというケース・バイ・ケースで考えていただきたいと思います。今回は以上です。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━阿久津皇 委員長 それでは次に、(3)上用賀公園拡張用地の暫定整備について、理事者説明を願います。 ◎野元 スポーツ施設課長 それでは、上用賀公園拡張用地の暫定整備について御報告いたします。  本件は、都市整備常任委員会との併せ報告となります。  1の主旨でございます。上用賀公園拡張用地における暫定利用につきまして、整備の内容と暫定利用の開始時期について御報告させていただきます。  2のこれまでの経緯でございます。本年二月の本委員会において、(仮称)上用賀公園施設整備事業の今後の進め方を御報告した際に、本年度中に暫定利用に向けた整備を行う旨、御報告させていただきました。その後、住民説明会やワークショップ、拡張用地を開放して御意見を伺うオープンパークなどで、地域の方に暫定整備について御説明を行い、御意見を伺ってまいりました。その中で、出入口からの利用者の飛び出しや砂ぼこり対策等を求める意見をいただき、整備内容に反映してまいりました。これらの御説明と意見聴取に一定の時間を要し、年度内に工事が完了しない見込みとなったため、第四回区議会定例会の繰越明許にかかる補正予算として提案させていただきます。  3の暫定整備概要でございます。所在地は、上用賀四丁目三十六番の上用賀公園拡張計画地内となりまして、下の地図にございますとおり、拡張計画時の南東部、長方形で短辺二十三・五メートル、長辺六十メートルの広場部分の面積約千四百平方メートルと出入口からのアプローチ部分を含め、約千八百平方メートルを整備いたします。整備内容といたしましては、ダスト舗装を行い、防球ネットやベンチ、散水栓等を整備し、球技やボール遊びなどができる広場としたいと考えております。運営方法といたしましては、基本、日中を自由開放とし、一部スポーツ団体などが利用する枠を設ける予定で検討しております。  二ページ目を御覧ください。4の予算につきまして四千七百万円を計上しており、先ほど説明したとおり、第四回区議会定例会に繰越明許にかかる補正予算として提案させていただく予定でございます。  最後に、5の今後のスケジュールでございます。来年一月から六月までの間で整備工事を行わせていただき、七月に利用を開始したいと考えております。その後、時期につきましては、上用賀公園拡張整備事業の進み具合によりますが、公園整備工事が始まりましたら暫定利用を終了しまして、一旦閉鎖させていただく予定でございます。
     説明は以上でございます。 ○阿久津皇 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━阿久津皇 委員長 次に、(4)テンプル大学ジャパンキャンパスとの包括的な連携・協力に関する覚書締結について、理事者説明を願います。 ◎北村 区民健康村・ふるさと・交流推進課長 テンプル大学ジャパンキャンパスとの包括的な連携・協力に関する覚書の締結につきまして御報告をさせていただきます。  1の主旨でございます。区は、総合戦略の基本目標にある地域人材と社会資源を活用した活力ある地域社会の構築の実現に向けまして、大学の持つ専門性や地域資源を生かしながら、大学と相互に連携、協力するネットワークの強化を進めてございます。このたび区とテンプル大学ジャパンキャンパスは、これまでもおのおのが持つ資源や特色を生かしながら国際交流を中心とした事業を実施しておりますが、今後も一層連携、協力した取組を進め、地域社会の持続的な発展に資するため包括的な連携に関する覚書を締結するものでございます。  また、これまで十一の大学、学部と包括協定という形で協定を結んでおりますが、テンプル大学とは、先方の意向によりまして、包括的な連携・協力に関する覚書としております。協定と覚書につきましては、区といたしましては、特に違いがなく同様というふうに捉えてございます。  2の経緯でございます。現在、区とテンプル大学ジャパンキャンパスは、日本でできる小中学生の国内留学プログラムや区と縁組協定を結ぶ川場村中学生との異文化交流事業といった国際交流を中心とした連携事業を実施しております。こうした中で、より強固な関係づくりとさらなる地域協働事業等の充実、発展を目指すため、区に対し包括的な連携に関する覚書締結の要請をいただいたものでございます。  3の協定の主な内容及び期待される取組みでございますが、(1)の主な内容は記載のとおりでございます。(2)の期待される取組みですが、現在、連携して取り組んでいる事業等も含めまして、①から④を挙げてございます。  4の協定締結等でございますが、(1)の相手方、(2)の協定名は記載のとおりでございます。(3)の有効期間でございますが、これまで締結いたしました他大学と同様に、締結の日から五年といたします。二ページを御覧ください。締結日は、令和四年十二月六日を予定してございます。  また、5の連携・協力実績につきましては、三ページに記載しているとおりでございます。  参考といたしまして、テンプル大学ジャパンキャンパスの概要とこれまでの締結大学を記載しております。  説明は以上です。 ○阿久津皇 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━阿久津皇 委員長 次に、(5)「令和四年度自治体間連携フォーラム」の開催について、理事者説明を願います。 ◎北村 区民健康村・ふるさと・交流推進課長 それでは、「令和四年度自治体間連携フォーラム」の開催について御報告をいたします。  まず、1の主旨でございます。世田谷区では、世田谷区総合戦略の基本目標の一つに心豊かな暮らしを実現するための地方・都市との連携・交流を掲げており、この取組を進める契機となるよう、平成二十七年度から自治体間連携フォーラムを開催しております。今年度は、交流のある自治体の首長等による意見交換、情報交換の場を提供し、他自治体との連携の強化を図るとともに、今後の自治体同士や住民同士の交流、大学と自治体の連携など、幅広い連携の取組につなげることを目指しまして、オンラインで開催するものでございます。  2の事業概要でございます。日時は、令和四年十二月九日金曜日、十四時から十五時三十分でございます。開催方法は、ズームで開催いたします。テーマは、住民参加と協働による自治体間連携といたしまして、具体的な三つの事例を発表いたしまして、それに対し質問、御意見等をいただきまして、最終的にまとめさせていただきます。具体的な内容ですが、世田谷区がこれまで取り組んできた自治体連携、交流について御説明させていただきます。また、隠岐の島町から「隠岐の島町における商工業及び雇用対策の現状と活性化の取り組み」の報告、そして成城大学から「世田谷プラットフォームにおける自治体との連携取組み」について発表いただきます。その後、各首長による意見交換を行ってまいります。参加自治体および大学等でございますが、交流自治体や自治体間連携事業に関わる自治体、区内及び近隣の大学等でございます。また、今回は一般視聴の募集も行いまして、区ホームページ、SNSなどにより広く周知してまいります。  3の今後の予定は記載のとおりでございます。  4の過去の経過といたしまして、二十七年度からの開催場所等を記載してございます。  説明は以上です。 ○阿久津皇 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━阿久津皇 委員長 それでは次に、(6)その他ですが、ほかに報告事項はございますか。 ◎荒 スポーツ推進課長 資料はありませんが、昨日、十一月十三日に世田谷区制九十周年第十七回世田谷246ハーフマラソンを開催しましたので、取り急ぎ、大会結果についてのみですが、口頭で報告させていただきます。  当日は、ハーフマラソンに千二百三十四名のランナーの方に御参加いただきました。無事に大会を終えることができました。大会結果につきましては、速報値となりますが、全体の総合優勝は国士舘大学所属のピーター・カマウ選手、記録は一時間二分四十三秒でした。二位は青山学院大学所属の田中悠登選手、三位は駒澤大学所属の吉本真啓選手でした。  なお、次回の特別委員会におきまして、改めて正式な実施結果について御報告させていただきます。また、各部門の入賞者一覧につきましては、次回委員会での報告に先行しまして、十一月十八日金曜日に全議員へポスティング周知をさせていただきます。  報告は以上です。 ○阿久津皇 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆岡本のぶ子 委員 今回の246ハーフマラソンが盛会に終わられたという報告をありがとうございます。その上で伺いたいんですけれども、ふるさと納税による出走権での走者の方は何人ぐらいおられて、どれぐらいのふるさと納税の寄附があったのかということが分かれば教えてください。 ◎荒 スポーツ推進課長 ふるさと納税をされた方で出走したかどうかは、今、確認中なんですけれども、ふるさと納税の実績としては、全部で九十五件、トータルで四百八十五万円となっております。 ◆岡本のぶ子 委員 次回で結構なんですけれども、過去からの推移、ふるさと納税での参加は今回は九十五件ですので、それを教えていただければと思います。 ◎荒 スポーツ推進課長 過去三年であれば、今分かるんですけれども、前回、第十六回大会が寄附件数が九十二件、寄附金額が四百九十万円、それから十五回大会は中止になりましたので、募集しておりません。十四回大会につきましては、寄附件数が百二十九件、寄附金額が六百八十五万円、第十三回大会につきましては、寄附件数が百六十六件、寄附金額が八百七十万円となっております。 ◆岡本のぶ子 委員 ありがとうございました。お手元の資料で推移が分かりましたが、この件数がずっと目減りしてきてしまっているという要因は何でしょうか。 ◎荒 スポーツ推進課長 ここ数年は、参加申込み自体が下がっておりますので、やはりコロナ禍というところを考えております。うちのほうも、区のホームページとか募集チラシとかで、できるだけ多くの寄附を集めたいと思っておりますので、工夫はしているところなんですけれども、実際、ここ数年、そのコロナ関係もありまして、少し下がっているのは事実でございます。 ◆岡本のぶ子 委員 次年度に向けて、ぜひ周知、広報、あと、ふるさと納税をやっているんだということを含めてアピールして、拡大をしていただけるように要望させていただきます。 ○阿久津皇 委員長 それでは、以上で報告事項の聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━阿久津皇 委員長 次に、2協議事項に入ります。  (1)次回委員会の開催についてですが、次回委員会は第四回定例会の会期中である十二月五日月曜日午後一時から開催予定としたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○阿久津皇 委員長 それでは、次回委員会は十二月五日月曜日午後一時から開催予定と決定いたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━阿久津皇 委員長 そのほか、何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○阿久津皇 委員長 それでは、以上で本日のスポーツ交流推進等特別委員会を散会いたします。     午後一時四十四分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   スポーツ交流推進等特別委員会    委員長...